読書作文コンクールに向けて、4ヵ月の集大成
夏期講習会最終日の8月23日、「作文・朗読教室」の生徒たち(小2~中3)は、第24回全国読書作文コンクールへの提出作品の仕上げに最後の力を振りしぼった。一昨日までの滑舌練習や「方丈記」の暗唱を交えての一時間半の授業から、今日は作文のみの2時間30分。後半ののジュースの差し入れに、みんなほっと一息。5月の課題図書選び、そして本読みから、本のテーマを見つけ、登場人物と同じような自分の体験を探り、思いを巡らし文章にする4か月。蛎崎先生の、この作文にかける最大の目的は、子どもたちが自分の身の周りで起きた出来事に思い巡らせ、深く考える力をつけることにあるようだ。登場人物と一緒に悩んだり、喜んだりする疑似体験が子どもたちを大きく成長させるはずと言っている。コンクールはこれらを可能にする良い機会。もちろん、賞などを取るためではありません、念のため。